ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)「それでも。悪くなかった。」【書店員レビュー】 レビュー トーハン e-hon [レビュー] (日本の小説・詩集/哲学・思想/エッセー・随筆) 『それでもこの世は悪くなかった』 著者 佐藤 愛子 [著] 出版社 文藝春秋 ジャンル 文学/日本文学、評論、随筆、その他 ISBN 9784166611164 発売日 2017/01/20 価格 935円(税込) で購入する ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)「それでも。悪くなかった。」【書店員レビュー】 [レビュアー] ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂)(書店員) 波瀾万丈。人から見れば悲劇かもしれない、そんな人生…。佐藤愛子さんの人生はそんなふうにかなり壮絶だったようです。しかし、です。「それでもこの世は悪くなかった」…これは佐藤さんが93年生きてきたうえでの実感なのでしょう。「それでも」という接続語の響きに何とも言えない力強さを感じます。著者初の語りおろし人生論。誰もが佐藤愛子さんのようにパワフルには生きられない。けれども、著書を通じてその生き方に触れるだけでも、何だかパワーをもらえるような気がします。 2017年4月21日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 文藝春秋 ブックセンターササエ(佐々栄文盛堂) 佐藤愛子 それでもこの世は悪くなかった