自己責任社会の歩き方 生きるに値する世界のために [著]雨宮処凛

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自己責任社会の歩き方 生きるに値する世界のために [著]雨宮処凛

[レビュアー] 週刊新潮

20年前、弱者を排除するかのような医療保険制度改正が実施された頃から、「自己責任」という言葉が増殖を始めた。今や鉄壁の「自己責任社会」だ。著者は相模原施設殺傷事件、生活保護バッシング、電通過労死事件などを俎上に載せ、その実態を明らかにしていく。

新潮社 週刊新潮
2017年6月8日号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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