いつか快適な通勤電車に乗るために

レビュー

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いつか快適な通勤電車に乗るために

[レビュアー] 図書新聞

 毎朝の電車通勤に辟易している人は多いだろう。ラッシュさえなければ、一日をもっと健やかに開始できるはずなのにと。それでも、電車に乗らないことには会社には行けない。仕方がない、あきらめてじっと我慢しよう。しかし、鉄道会社だってなにもしていないわけではないのだ。どうにか緩和させるために努力を重ねている。それでも、それでもやはり、快適には程遠い路線も多いのが現状だろう。本書は都市鉄道形成の経緯から、現状や問題点を浮かび上がらせ、その上で展望まで提示するという通勤電車について知るための最良の一冊となっている。通勤電車をすこしでも快適に。誰もが抱くその思いがいつか叶い、快適な通勤のできる世界を迎えるために、まずはこの本を。(5・25刊、三二〇頁・本体九〇〇円・中公新書)

図書新聞
2017年6月3日号(3305号) 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

図書新聞

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