『忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く』山田雄司著

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忍者はすごかった

『忍者はすごかった』

著者
山田 雄司 [著]
出版社
幻冬舎
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784344984646
発売日
2017/07/28
価格
858円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

『忍者はすごかった 忍術書81の謎を解く』山田雄司著

[レビュアー] 産経新聞社

 忍び・間者(かんじゃ)は手裏剣を使って相手を倒す-はドラマの世界。敵の重要情報を取ったのち、生還して主君に伝えることが最大の使命だった。

 17世紀以降に記された忍術書を現代語訳し、さらに日常生活やビジネスにも当てはまるよう解説した。人の趣味を覚えて利用する、酒色欲は慎む、部下の得手不得手を把握する、名声を博すようでは一流ではない…など、忍者は心技体にすぐれたエリートであることが求められた。

 メディアが未発達の400年前に残された教えが、古びず通用することに驚かされる。(幻冬舎新書・780円+税)

産経新聞
2017年8月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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