『人は、人を浴びて人になる』夏苅郁子著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (心理学) 『人は、人を浴びて人になる』 著者 夏苅郁子 [著] 出版社 ライフサイエンス出版 ジャンル 文学/日本文学、評論、随筆、その他 ISBN 9784897753621 発売日 2017/08/21 価格 1,650円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:openBD 『人は、人を浴びて人になる』夏苅郁子著 [レビュアー] 産経新聞社 統合失調症の母、家に寄りつかない父、学校ではいじめにあうなど孤独な子供時代を過ごし、医大進学後には自らも精神疾患に。2度の自殺未遂や薬物依存、摂食障害に陥り、精神科医師になっても「死にたい」と思い続ける日々。 患者の家族、患者、医師として壮絶な半生を送ってきた著者が「人生って素晴らしい」と思うようになれた12人との出会いをつづったエッセー。カウンセラー、親友、ホスピス医師、患者、マンガ家、そして夫らとの交流と、言葉の数々が心にしみる。 多くの人に「一歩踏み出す」勇気を与えてくれるはずだ。(ライフサイエンス出版・1500円+税) 2017年9月17日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 人は、人を浴びて人になる―心の病にかかった精神科医の人生をつないでくれた12の出会い 夏苅郁子 ライフ・サイエンス出版