『生産性マネジャーの教科書』
- 著者
- 河村 庸子 [著]/本間 正人 [著]
- 出版社
- クロスメディア・パブリッシング
- ジャンル
- 社会科学/経営
- ISBN
- 9784295401247
- 発売日
- 2017/09/16
- 価格
- 1,628円(税込)
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【今週の労務書】『生産性マネジャーの教科書』
[レビュアー] 労働新聞社
部下の支援は非均等に
生産性マネジャーとは、現実的な目標を掲げ、それをどのようにすれば実現できるか考え、メンバーの意見・モチベーション・行動計画を引き出す「実」を上げる人を指す。それが社員一人ひとりの充実感や会社の実績につながると、筆者は提唱している。
ホワイトカラーの生産性向上を実現するために必要な7つの逆転の発想を示しており、1つに「部下支援を均等に行ってはいけない」を挙げる。理由として、仮に同じような目標を持っている部下に対して、同じ情報・知識・経費を費やしても、出てくる成果はバラバラだからとする。成果までのプロセスが部下によって異なるためとし、OJTの必要性を説く。
部下を4タイプに分け、それぞれの特徴や効果的な指導方法も提案する。