ブックセンターササエ古川駅前大通店「生と死の現場で考え続けた死生観について」【書店員レビュー】

レビュー

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おかげさまで生きる

『おかげさまで生きる』

著者
矢作, 直樹, 1956-
出版社
幻冬舎
ISBN
9784344025950
価格
1,100円(税込)

書籍情報:openBD

ブックセンターササエ古川駅前大通店「生と死の現場で考え続けた死生観について」【書店員レビュー】

[レビュアー] ブックセンターササエ古川駅前大通店

 数多くの生と死の現場で命と向き合ってきた…東大病院救急部トップとして15年間、救急医療の第一線にいたという著者。氏が語る人生論、死生観、人はなぜ生きるのか?という根源的問いに対する答え、とは。まるで悟りを開いた高僧の有り難い説法のよう。そんな味わい深いエッセイ集。人間の生死だとか命だとか、そういった事を突き詰めると、至ってシンプルな答えというか、理論や理屈が削ぎ落ちていく、そんな極点のような地点に辿り着くのでしょうか。そんな事を考えさせられますね。

トーハン e-hon
2017年9月24日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

トーハン

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