京都で考えた [著]吉田篤弘

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京都で考えた [著]吉田篤弘

[レビュアー] 週刊新潮

「考え事のための街」を持つというスタイル。著者の場合は京都だ。常に東西南北の感覚を失わない人間として、碁盤の目の街区は居心地がいい。喫茶店、古本屋、定食屋などを「停留所」にしながら、京都でしか得られない発想をつかんでいく。書き下ろしエッセイ。

新潮社 週刊新潮
2017年12月21日号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

新潮社

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