謎のトラックドライバー、獅子戸錠二。ローカルの飯屋の情報で彼の右に出る者はいない…と噂されるほど、美味い店に詳しい。美味いものが喰いたきゃ彼の指示に従っておけば間違いない。そんな物語の舞台は東北。この巻は我らが宮城県編。仙台、塩釜、石巻。宮城の「食」は牛タン、ずんだ、だけにあらず…。生粋の宮城県人たる自分も知らない宮城メシがたくさん。読むとお腹がすきます。サフッサフッ、モシュモシュ、チュルル、ズババッ…といった食べるシーンの擬音語のバリエーションが豊富で面白いです。嗚呼、お腹がすいた。
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2018年1月11日 掲載
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