[紀伊國屋じんぶん大賞2018 第22位]マーシャの日記―ホロコーストを生きのびた少女

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マーシャの日記―ホロコーストを生きのびた少女

[レビュアー] 木下愛子(紀伊國屋書店・広島店)

【木下愛子・広島店】
「生きて帰れたら、自分で話そう。帰れなかったら、日記を読んでもらおう」14歳の少女が自身の死を意識して、日記の冒頭にこのように書いたことに衝撃を受けた。少女の目線を通して見るゲットーや強制収容所での日々はあまりに過酷で苦しいが、目を背けてはいけない歴史であることを改めて痛感した。

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紀伊國屋じんぶん大賞2018

紀伊國屋書店
2018年2月13日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

紀伊國屋書店

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