【児童書】『ねことばじてん』

レビュー

4
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ねことばじてん

『ねことばじてん』

著者
かしわらあきお [著]
出版社
主婦の友社
ISBN
9784074264667
発売日
2017/11/04
価格
1,296円(税込)

書籍情報:版元ドットコム

【児童書】『ねことばじてん』

[レビュアー] 篠原知存(産経新聞 文化部編集委員)

 ■ねこ満載の言葉遊び

 〈このじてんは「ねこ」のついたことば「ねことば」でできています〉

 言葉遊びの絵本。たとえば、ねこ+こたつが「ねこたつ」。猫がこたつにうじゃうじゃ集まる絵がつく。ねこ+コミカルは「ねこミカル」で、腹踊りをする猫の図-といった具合。

 「ねこうげき」「ねこんじょう」「ねこーラ」「ねこ春日和」「ねこンクリート」…。要するに「こ」で始まる言葉なら、なんでも「ねことば」になっちゃうんだけど、とぼけた味わいのイラストがいい。ぐいぐい引き込まれる。

 「ねこさくのう」には、思わずプッと噴き出した。「ねこいぬ」「ねこアラ」「ねこモドドラゴン」は、いったい猫なのかどうなのか。「ねこのみちはいつかきたみち」「ねこころここにあらず」とかの無理やり感も好みだ。「ねこんちくしょー」「ねこりゃいいや」といった会話系は実生活で使ってしまいそう。

 イラストを見て「ねこ」に続く空欄を埋める「ねことばドリル」がすらすら解けたら、あなたもハマッた証拠。ねこれはおすすめ。(かしわらあきお作/主婦の友社・1200円+税)

 篠原知存

産経新聞
2018年2月18日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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