〈戦勝国が敗戦国を一方的に裁いた“復讐(ふくしゅう)劇”〉でしかない東京裁判。だが、それが誤って浸透し日本人の自虐史観の元となり、戦後の外交や安全保障政策に負の影響を及ぼしている。
反日勢力に利用され続けてきた東京裁判史観の呪縛を解くべく、A級戦犯の判決・処刑から70年となる今年、米国の弁護士と、日本の軍事ジャーナリストが不当な裁判を見直す。
だれが日本を戦争に追い込んだのか、「日本軍=悪」のレッテルはどこで作られたのか、また真珠湾攻撃の真相など。戦前、戦中、戦後の世界の動きを追いながら徹底検証する。(小学館新書・780円+税)
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2018年3月4日 掲載
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