『インドの代理母たち』ギーター・アラヴァムダン著、鳥居千代香訳 レビュー 産経新聞 [レビュー] (地理/社会学) 『インドの代理母たち』 著者 ギーター・アラヴァムダン [著]/鳥居千代香 [訳] 出版社 柘植書房新社 ISBN 9784806807087 発売日 2018/04/01 価格 2,530円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:openBD 『インドの代理母たち』ギーター・アラヴァムダン著、鳥居千代香訳 [レビュアー] 産経新聞社 体外受精した受精卵を、第三者である代理母の子宮に移植する代理母出産。2014年の原書刊行時、インドでは商業的代理出産は年60億ドル超にもなるビジネスだった。世界中から不妊症の夫婦が訪れた(現在は外国人の利用は法律で禁止されている)。 どんな女性が代理母になるのか。妊娠期間を過ごす施設の様子や依頼者夫婦との交流、自身の家族との関係、生まれた赤ちゃんへの思いなど、多くの人物の姿を描いたノンフィクション。彼女らは夫の年収の何百倍もの代価を得る。一方で無理な卵子提供のため健康を損ねる女性もいるという。(柘植書房新社・2300円+税) 2018年5月27日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 鳥居千代香 柘植書房新社 インドの代理母たち ギーター・アラヴァムダン