著者は元佐賀市職員で、自称「お酒、温泉、旅、食べ物に関する評論家」。その郷土愛と豊富な知識とユーモアから生まれた佐賀のトリビア135件を集めた1冊だ。テーマは県民性、自然、歴史、グルメ、文化と何でもあり。書名の「そいばってん」は「そうだけれども」という意味の佐賀弁で、「何もない田舎」「小さくて地味」と言われるが、「そいばってん、あふれる自然、本物を体験できる所がいっぱいある」と価値観の逆転を呼び掛ける。かわいいイラストも著者の筆。出版部=092(711)5523。
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2019年1月5日 掲載
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