【今週の労務書】『Q&Aで学ぶワーク・エンゲイジメント できる職場のつくりかた』

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Q&Aで学ぶワーク・エンゲイジメント

『Q&Aで学ぶワーク・エンゲイジメント』

著者
島津明人 [編]/市川佳居 [編]/江口尚 [編]/大塚泰正 [編]/種市康太郎 [編]/西大輔 [編]/錦戸典子 [編]/原雄二郎 [編]/平松利麻 [編]
出版社
金剛出版
ISBN
9784772416696
発売日
2018/12/09
価格
2,420円(税込)

【今週の労務書】『Q&Aで学ぶワーク・エンゲイジメント できる職場のつくりかた』

[レビュアー] 労働新聞社

生産性向上のヒントに

ワーク・エンゲイジメントとは、「仕事に誇りややりがいを感じている(熱意)」、「仕事に熱心に取り組んでいる(没頭)」、「仕事から活力を得ていきいきとしている(活力)」の3要素がそろった状態を指す概念。本書では、「ワーク・エンゲイジメントの高い従業員は、心身の健康が良好で、生産性も高い」と指摘している。

書名のとおり、Q&A方式で従業員のワーク・エンゲイジメントを測定する方法や高める方法などを解説。ワーク・エンゲイジメント向上に取り組むに当たって、多くの従業員の協力を得るコツなどを尋ねる「Q」に対しては、経営者や管理監督者、労働者とその支援を行う関係機関の役割の明確化が重要とした。取組みの理念と目標の設定も欠かせないとみている。

労働新聞
平成31年1月21日第3193号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

労働新聞社

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