『福岡かるた風土記』 岡部定一郎 著 レビュー 西日本新聞 [レビュー] (地理/文化人類学・民俗学) 『福岡かるた風土記』 著者 岡部定一郎 [著] 出版社 西日本新聞社 ジャンル 文学/日本文学、評論、随筆、その他 ISBN 9784816709630 発売日 2019/01/22 価格 1,100円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『福岡かるた風土記』 岡部定一郎 著 [レビュアー] 西日本新聞社 「大化の改新」で有名な天智天皇も、「歌の神様」と言われる柿本人麻呂も、福岡で和歌を詠んだ。小倉百人一首に登場する歌を紹介しながら、歌人たちと福岡、九州の関係をさまざまなエピソードでつづった本紙連載をまとめた。佐賀出身とされ平安朝を代表する女性歌人の和泉式部は、その美しさと恋愛遍歴でも有名。「あらざらむ」で始まる一首は、晩年に「この世の思い出にもう一度あなたに会いたい」という情熱的な愛の歌だ。著者は全日本かるた協会八段。出版部=092(711)5523。 2019年3月2日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 西日本新聞社 福岡かるた風土記 岡部定一郎