『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義』
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「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義
[レビュアー] 相澤哲洋(紀伊國屋書店・福岡本店)
【選 相澤哲洋】
死はなぜ「悪いこと」なのか? 死が「悪いこと」ならば、不死は幸せなのか? 自殺の是非は問えるのか? 著者は「死」について、徹底的に理詰めで考えていく。死を考えることは、逆説的に「生の意味」を浮き彫りにしていくことに他ならず、その考察の果てに、それぞれにとっての生きることの(つまりは人生の)意味が浮かび上がってくるかもしれない。
「紀伊國屋じんぶん大賞」は、「読者の皆さまと共に優れた人文書を紹介し、魅力ある『書店空間』を作っていきたい」との思いによって立ち上げられた人文書の賞。一般読者の方々からいただいたアンケートを元に、出版社、紀伊國屋書店社員による推薦を加味して事務局にて集計し、ベスト30を選定している。
※2017年12月~2018年11月(店頭発売日基準)に刊行された人文書を対象とし、2018年11月1日(木)~11月30日(金)の期間にアンケートを募りました
※当企画における「人文書」とは、哲学・思想/心理/宗教/歴史/社会/教育学/批評・評論に該当する書籍(文庫・新書含む)としております
※推薦コメントの執筆者名は、一般応募の方は「さん」で統一させていただき、選考委員は「選」 、紀伊國屋書店一般スタッフは「所属部署」を併記しています