【今週の労務書】外国人雇用の実務必携Q&A〔第2版〕─基礎知識から相談対応まで─ 本間邦弘、坂田早苗、大原慶子、渡匡、西川豪康、福島継志著

レビュー

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

外国人雇用の実務必携Q&A〔第2版〕

『外国人雇用の実務必携Q&A〔第2版〕』

著者
本間邦弘 [著]/坂田早苗 [著]/大原慶子 [著]/渡匡 [著]/西川豪康 [著]/福島継志 [著]
出版社
民事法研究会
ISBN
9784865562965
発売日
2019/06/05
価格
3,960円(税込)

【今週の労務書】外国人雇用の実務必携Q&A〔第2版〕─基礎知識から相談対応まで─ 本間邦弘、坂田早苗、大原慶子、渡匡、西川豪康、福島継志著

[レビュアー] 労働新聞社

改正入管法に対応

 本書は、外国人の採用準備から退職・解雇に至るまでの雇用管理面の留意事項をQ&A形式で示したもの。労働条件や労働環境、懲戒処分などに関する企業からの相談事例に基づき、労使トラブルの予防・解決に向けた対応を明らかにしている。改正入管法に対応し、新在留資格「特定技能」の対象職種や取得要件、取得の流れなども示した。

 採用前に確認すべき事項については、すでに日本に在留しているケースと、これから入国するケースに分けて解説した。海外から人材を受け入れる際は、就労資格を取得できるか否かの確認が必須と指摘。従事する職務を明確化したうえで、外国人側から提供される資料などを確認し、要件を満たせると判断した場合、海外から呼び寄せる手続きを始めるべきとした。

労働新聞
令和元年6月24日第3214号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

労働新聞社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク