【気になる!】新書 『老いの練習帳』

レビュー

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老いの練習帳

『老いの練習帳』

著者
外山滋比古 [著]
出版社
朝日新聞出版
ISBN
9784022950307
発売日
2019/07/12
価格
869円(税込)

書籍情報:版元ドットコム

【気になる!】新書 『老いの練習帳』

[レビュアー] 産経新聞社

 今年96歳の知の巨人が、40年以上前に連載、9年前にまとめた著書を再構成。「平常心を失うことなく先を急ぐ」中庸の妙で、自らに課してきた「日々のルール」を淡々と著す。

 「心理について」では、虫のいどころ、腹の虫、虫の知らせなど〈心中の虫にのさばられてはたいへん〉と楽天的で希望にみちた生き方を目指す。「贈り物の昨今」では、〈品物を贈ることに気をとられ、心を伝えるのをおろそかにしているのでは〉と反省も。

 休息、常識、身だしなみ、会食など、「わたしはこうして歳を重ねた」と説く47の知恵。傾聴したい。(外山滋比古著、朝日新書・790円+税)

産経新聞
2019年8月18日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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