『「歌だけが残る」と、あなたは言った わが父、阿久悠』深田太郎著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (エッセー・随筆) 『「歌だけが残る」と、あなたは言った』 著者 深田 太郎 [著] 出版社 河出書房新社 ジャンル 文学/日本文学、評論、随筆、その他 ISBN 9784309028132 発売日 2019/07/04 価格 1,980円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『「歌だけが残る」と、あなたは言った わが父、阿久悠』深田太郎著 [レビュアー] 産経新聞社 平成19年に死去した作詞家、阿久悠の長男が、家庭での情景を中心に父の素顔をつづっている。 「やせがまんとダンディズム」を重んじた父。家でも「どんな時でもキチンとした身なり」で、家族の前でイライラした姿を見せたことはなく、「本当に誇り高い男だった」と振り返る。 そんな父との日々と、没後見つかった、著者が誕生したときの父の喜びを表した詩、最後の26年間一日も欠かさなかった日記、そして時代をへても残り続ける阿久悠の歌の数々…。その足跡から作詞家として、父として見せた「うしろ姿」への追憶が胸に迫る。(河出書房新社・1800円+税) 2019年8月25日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 河出書房新社 「歌だけが残る」と、あなたは言った: わが父、阿久悠 深田太郎