【気になる!】新書 『江戸・東京 幕末・維新の「事件現場」』

レビュー

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク

江戸・東京 幕末・維新の「事件現場」

『江戸・東京 幕末・維新の「事件現場」』

著者
外川 淳 [著]
出版社
SBクリエイティブ
ジャンル
歴史・地理/日本歴史
ISBN
9784815603151
発売日
2019/08/07
価格
1,100円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

【気になる!】新書 『江戸・東京 幕末・維新の「事件現場」』

[レビュアー] 産経新聞社

 歴史アナリストの著者が幕末・明治期の大事件を江戸切絵図、古地図、古写真、錦絵などをもとに〈現場検証〉。事件の解説から新たな視点も提供する。

 大老・井伊直弼が暗殺された桜田門外の変では、現在の警視庁前から50メートルの範囲を現場とし、当時の周辺状況、景観、現在の様子などを紹介。江戸開城交渉の勝海舟・西郷隆盛会談の地は、薩摩藩田町藩邸とされているが、高輪藩邸ではなかったか-の推測も。

 他に黒船来航、安政の大獄、上野戦争、紀尾井坂の変などの現場に迫り、歴史をリアルに伝える。(外川淳著、SBビジュアル新書・1000円+税)

産経新聞
2019年9月8日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

  • シェア
  • ポスト
  • ブックマーク