ほんのいえ宮脇書店越谷店「希望の糸」【書店員レビュー】 レビュー トーハン e-hon [レビュー] (日本の小説・詩集/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド) 『希望の糸』 著者 東野 圭吾 [著] 出版社 講談社 ジャンル 文学/日本文学、小説・物語 ISBN 9784065148945 発売日 2019/07/05 価格 1,870円(税込) で購入する ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 希望の糸 [レビュアー] ほんのいえ宮脇書店越谷店(書店員) 早期解決と思われた殺害事件の裏には、まったく予想し得なかった真相が待っていた。すでに10作を数える加賀シリーズのスピンオフ的作品。若い松宮刑事が主人公。もちろん加賀恭一郎がシブく存在感をちらつかせる。時の流れの中で切れかかりつつも絡み合う糸が、少しずつほどけていく実感がたまらない。濃縮された読みごたえありの逸品に、これぞまさに東野作品と賞賛の声もあがるだろう。 近い将来、映像化間違いなしのこの作品。今のうちに読んでしまってください。 2019年7月14日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 講談社 東野圭吾 ほんのいえ宮脇書店越谷店 希望の糸