『朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作』江崎道朗著

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朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作

『朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作』

著者
江崎 道朗 [著]
出版社
PHP研究所
ジャンル
歴史・地理/日本歴史
ISBN
9784569843490
発売日
2019/08/10
価格
1,210円(税込)

書籍情報:版元ドットコム

『朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作』江崎道朗著

[レビュアー] 産経新聞社

 朝鮮戦争で日本が旧日本海軍の掃海部隊を派遣し、戦死者を出したことはあまり知られていない。「傍観者」では決してなかった。中国、ソ連の共産勢力が日本と台湾を侵略しようとしていた「事実」を明らかにしたのが本書だ。

 ソ連のスターリンにとって朝鮮戦争は「来るべき大戦に備え日本攻撃の橋頭堡(きょうとうほ)を確保する」意味があった。日本の命運を米国任せにする愚かな判断をしなかった政治家、軍人たちが存在したからこそ日本は敗戦後の「危機」を乗り越えることができたという。

 朝鮮半島、台湾の有事にどう対応すべきか。考える視座になる。(PHP新書・1100円+税)

産経新聞
2019年9月22日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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