<東北の本棚>親子でえほん

レビュー

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ぽっとん ころころ どんぐり

『ぽっとん ころころ どんぐり』

著者
いわさ ゆうこ [著、イラスト]
出版社
童心社
ジャンル
自然科学/生物学
ISBN
9784494005994
発売日
2019/09/03
価格
1,210円(税込)

書籍情報:版元ドットコム

<東北の本棚>親子でえほん

[レビュアー] 河北新報

 秋に公園や雑木林でどんぐりを拾ったことあるよね。それじゃあ、春や夏にどのように成長しているか知っている?
 この本の主人公は、夏に虫たちが樹液をなめに来るクヌギ。「もじゃもじゃはえたおわんのなかでそだったどんぐり さいしょはみどり あきにはちゃいろになっていく」
 冬のクヌギは「はだかんぼうでたっている」けれど、春には「まっきいろ はないっぱいにだいへんしん!」。花が終わると「またへんしん! みどりのはっぱにつつまれる」。
 ぽとぽと、ぽっとん。秋になってどんどん落ちるどんぐり。待ちきれないクマの親子は木によじ登って食べ、リスはこっそり隠す。埋めたまま忘れられたどんぐりから芽が出ることも。巻末ではどんぐりクッキーの作り方を紹介しており、どんぐり拾いが待ち遠しくなる一冊。
 著者は仙台市出身、東京在住の絵本作家。
 童心社03(5976)4402=1210円。

河北新報
2019年10月6日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

河北新報社

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