【気になる!】文庫 『ひよっこ社労士のヒナコ』

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ひよっこ社労士のヒナコ

『ひよっこ社労士のヒナコ』

著者
水生, 大海
出版社
文藝春秋
ISBN
9784167913663
価格
880円(税込)

書籍情報:openBD

【気になる!】文庫 『ひよっこ社労士のヒナコ』

[レビュアー] 産経新聞社

 朝倉雛子(ひなこ)は、26歳の社会保険労務士(社労士)。派遣社員から3年かけて社労士試験に合格し、事務所に就職したばかりの新米だが、さっそく顧問先の会社で問題が発生する。元社員が退職理由と有給休暇消化をめぐり怒鳴り込んできた。会社側の言い分とも食い違い、雛子は対処に悩む。

 「会社総務のお手伝い」である社労士。収録6編には社員登用、産休、残業代、年末調整などの労務問題が登場する。経験を重ね、やりがいを見いだしていく雛子のお仕事小説だが、各話ちょっとした“謎”があり、その解決ぶりにも引き込まれる。(水生大海著、文春文庫・800円+税)

産経新聞
2019年10月20日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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