【気になる!】文庫 『どうぶつ友情辞典』

レビュー

1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

どうぶつ友情辞典

『どうぶつ友情辞典』

著者
あべ 弘士 [著]
出版社
KADOKAWA
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784041066096
発売日
2019/09/21
価格
924円(税込)

書籍情報:版元ドットコム

【気になる!】文庫 『どうぶつ友情辞典』

[レビュアー] 産経新聞社

 北海道・旭山動物園の飼育係を25年務めた絵本作家の著者が、動物たちとの“友情”エピソードなどをことわざや慣用句、伝説になぞらえて辞典風に物語る。

 ライオンがわが子を谷底に落とす「獅子の子落し」で、谷の深さは何メートルかとの子供の質問に絶句したり、まさに「狸(たぬき)寝入り」の現場に遭遇したり。ほかにも、「虎の巻」「鯰(なまず)が騒ぐと地震が起こる」「極楽トンボ」「蛇足」「落雁」「羊頭狗肉(くにく)」「馬の耳に念仏」などの項目が並ぶ。

 動物への敬意や驚異、共感がユーモラスな文章、カラー口絵などの温かいイラストから伝わってくる。(あべ弘士著、角川文庫・840円+税)

産経新聞
2019年10月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加