【気になる!】新書 『百貨店・デパート興亡史』

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百貨店・デパート興亡史

『百貨店・デパート興亡史』

著者
梅咲恵司 [著]
出版社
イースト・プレス
ジャンル
社会科学/社会科学総記
ISBN
9784781651224
発売日
2020/04/10
価格
946円(税込)

書籍情報:JPO出版情報登録センター
※書籍情報の無断転載を禁じます

【気になる!】新書 『百貨店・デパート興亡史』

[レビュアー] 産経新聞社

 江戸時代に起源をもち、「三越呉服店」による1905年の「デパートメントストア宣言」が始まりとされる日本の百貨店。「モノを売る」「流行をつくりだす」「サービスを提供する」という3つの特徴を生かし、近代小売業のトップとして隆盛を極めてきた。

 この間、さまざまな業態との差別化、競合を経ながら販売不振、業界再編、閉店ラッシュも。そして今、デジタル化の波にどう立ち向かうかが課題だ。

 本書は、百貨店の歴史をつぶさに追い、「一〇〇年来の大変革期」にあるという業界の「生き残りへの海図」をさぐる。(梅咲恵司著、イースト新書・860円+税)

産経新聞
2020年4月26日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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