【児童書】『よい子れんしゅう帳』おかべりか作 子供たちに「笑い」を!

レビュー

5
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よい子れんしゅう帳

『よい子れんしゅう帳』

著者
おかべりか [著、イラスト]
出版社
株式会社 福音館書店
ジャンル
芸術・生活/コミックス・劇画
ISBN
9784834085594
発売日
2020/06/12
価格
1,430円(税込)

書籍情報:openBD

【児童書】『よい子れんしゅう帳』おかべりか作 子供たちに「笑い」を!

[レビュアー] 産経新聞社

 登校から下校までマスクを着用。休み時間は声を潜め、給食はただ黙々と口を動かす…。コロナ禍の学校現場は大変だ。徹底した感染防止対策に、大人も子供も気が休まらない。

 こんなときこそ子供たちには「笑い」を届けたい。本書は小学生の学校生活をパロディーにしたユーモアあふれる漫画絵本だ。

 「遅刻」をテーマにしたページでは、約束の時間に遅れるとどうなるのかを図解する。シンデレラは舞踏会に参加できず、勇者が遅刻したら、モンスターに町を襲撃されてしまう。

 遅刻のまずさが分かったところで、小学生が学校に遅刻した場合の対処法を伝授する。ちょびひげを付けて「先生にばける」、バケツに隠れて「ようぐにばける」。いっそのこと「校庭にすむ」ことにすれば、遅刻を防げる?! 突拍子もないアドバイスに、子供たちのツッコミは必至だ。

 制約の多い生活が続くけれど、上手に肩の力を抜こう。この本を読んで、ばか笑いできたら、それが「よい子」への第一歩。(福音館書店・1300円+税)

 篠原那美

産経新聞
2020年7月19日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加