【気になる!】新書『コロナショックと昭和おじさん社会』 レビュー 産経新聞 [レビュー] (社会学) 『コロナショックと昭和おじさん社会』 著者 河合 薫 [著] 出版社 日経BP 日本経済新聞出版本部 ジャンル 社会科学/経済・財政・統計 ISBN 9784532264345 発売日 2020/06/30 価格 935円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【気になる!】新書『コロナショックと昭和おじさん社会』 [レビュアー] 産経新聞社 新型コロナウイルス禍は感染への不安だけでなく、失職や収入減、ステイホームでの孤立、子供の教育格差、介護・医療崩壊など社会の分断を生んでいる。 これらの問題は、1970年代につくられた社会のしくみが90年代の変化にもかかわらず“昭和モデル”のまま動き続け、その無理が顕在化したもので、「パンドラの箱」をコロナが開けただけと著者はいう。 本書では、そんな「昭和おじさん社会」が積み重ねてきた問題を分析しつつ、そこから脱却し、希望が持てる「新しい社会のカタチ」をさぐる。(河合薫著、日経プレミアシリーズ・850円+税) 2020年7月26日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 河合薫 日本経済新聞出版 コロナショックと昭和おじさん社会