愛犬家の著者が、ゴールデンレトリバーのエフと過ごした13年間を振り返る漫画。「フワフワの天使」だった子犬時代から壮年期、旅立ちのエピソードまでを温かな目線で描写。毎日の掃除は大変だし悪さもするけれど、愛犬と暮らす日々がどれだけかけがえのないものだったのかが伝わる。
現在は2代目愛犬・コメと暮らす著者。無邪気なコメのふとしたしぐさが、まるでエフから教えられたかのようにそっくりで、読む側も目頭が熱くなる。犬好きのみならず、ペットを飼う人であれば共感必至。(efrinman著、講談社・1200円+税)

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2020年8月23日 掲載
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