【児童書】『やとのいえ』八尾慶次作

レビュー

8
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やとのいえ

『やとのいえ』

著者
八尾慶次 [著]
出版社
偕成社
ジャンル
歴史・地理/日本歴史
ISBN
9784034379004
発売日
2020/07/20
価格
1,980円(税込)

書籍情報:openBD

【児童書】『やとのいえ』八尾慶次作

[レビュアー] 産経新聞社

 「やと」は漢字で「谷戸」と書き、ゆるやかな丘陵地の間の平地を指す。東京郊外の谷戸に建つ一軒の古い農家に視点を置き、明治初年から平成末までの集落の変化を描く絵本だ。

 長い間、江戸時代と大差なかった農村の暮らしも、大正、昭和と時代が下るにつれ電化や自動車化が進み、高度成長期のニュータウン化で風景が一変する。建物や車、服装など、考証に基づき緻密に描き込まれた細部が楽しい。(偕成社・1800円+税)

産経新聞
2020年8月30日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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