【気になる!】新書『伊勢物語 在原業平 恋と誠』

レビュー

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伊勢物語 在原業平 恋と誠

『伊勢物語 在原業平 恋と誠』

著者
髙樹 のぶ子 [著]
出版社
日経BP 日本経済新聞出版本部
ジャンル
文学/日本文学、小説・物語
ISBN
9784532264451
発売日
2020/10/27
価格
935円(税込)

書籍情報:openBD

【気になる!】新書『伊勢物語 在原業平 恋と誠』

[レビュアー] 産経新聞社

 平安時代の歌人で、希代のプレーボーイ、在原業平(ありわらのなりひら)を小説に描いて話題を呼んだ著者自身による「解説本」。波瀾(はらん)万丈の生涯から関わった人々、和歌に詠みこまれた恋のやり取り…みやびやかな貴人たちの日常が現代によみがえる。

 読みどころはやはり、愛した女たちとの恋愛模様だろう。業平は好きになったら神に仕える身(斎宮)であっても、天皇の后(きさき)候補でもお構いなし。女たちも負けてはいない。家や地位、倫理観と自身の気持ちをてんびんにかけながらも、時に大胆な行動に出る。愛は普遍だ。(高樹のぶ子著、日経プレミアシリーズ・850円+税)

産経新聞
2020年11月8日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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