【気になる!】文庫『妻は忘れない』

レビュー

5
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妻は忘れない

『妻は忘れない』

著者
矢樹 純 [著]
出版社
新潮社
ジャンル
文学/日本文学、小説・物語
ISBN
9784101023816
発売日
2020/10/28
価格
649円(税込)

書籍情報:openBD

【気になる!】文庫『妻は忘れない』

[レビュアー] 産経新聞社

 派遣社員の千紘(ちひろ)は結婚3年になる晶彦と順調だったが、3カ月前のある日から夫は変わった。そして、夫のバッグに隠されたものを見つけ、「私はいずれ、夫に殺されるかもしれない」と思うように(表題作)。

 女手ひとつで娘と息子を育ててきた須崎は、ある日息子の元交際相手がけがをし、息子が事情を聴かれていると警察から連絡を受ける(「戻り梅雨」)。

 「夫の骨」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞した著者の受賞後第1作。家族をテーマにした短編ミステリー5編を収録。いずれも日常に潜むサスペンスが描かれ、引き込まれる。(矢樹純著、新潮文庫・590円+税)

産経新聞
2020年11月22日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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