【気になる!】文庫『異邦の仔』

レビュー

3
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

文庫 異邦の仔

『文庫 異邦の仔』

著者
西川 司 [著]
出版社
実業之日本社
ジャンル
文学/日本文学、小説・物語
ISBN
9784408556277
発売日
2020/10/08
価格
858円(税込)

書籍情報:openBD

【気になる!】文庫『異邦の仔』

[レビュアー] 産経新聞社

 イラン・イラク戦争開始当時、日本の建設会社が工事を行っていたイラク。そこでアルバイトをしていた日本人が帰国して34年、爆弾テロに巻き込まれる。その裏に浮かぶ思わぬ影-。

 40年前の当時、実際に日雇いのアルバイトでイラクに赴き、戦争に巻き込まれた壮絶な実体験を基に描いたサスペンス。7年前に出版した単行本は売れず、作家稼業にも影が差した。

 ところが、バイト体験をウエブマガジンに投稿したところ「すごい!」とSNS上で火が付き、お蔵入り同然だった文庫化が実現した。ネット上の戦火もくぐり抜けた、まれな作品だ。(西川司著、実業之日本社文庫・780円+税)

産経新聞
2021年1月10日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加