『ようこそ、2050年の東京へ』
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【気になる!】新書『ようこそ、2050年の東京へ』
[レビュアー] 産経新聞社
住宅ジャーナリストの著者が、バブル末期の1990年から2020年までの変化などを基に2050年の東京の風景を描く。
人口減・高齢化、テレワークの浸透などによるオフィス需要の激減、マンション老朽化・建て替え問題でタワーマンション「廃墟」化の危機など不動産需要の変化を予測。「トラディショナルな中央区は安定だが、湾岸エリアは…」など30年後の状況を展望する。
さらに〈ビジネス街から、文化・芸術・遊楽の街へ〉と変わる風景とともに「激変しているのではないか」と人々の働き方や暮らし方にも思いをめぐらす。(榊淳司著、イースト新書・860円+税)