【気になる!】新書『空想居酒屋』

レビュー

5
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空想居酒屋

『空想居酒屋』

著者
島田 雅彦 [著]
出版社
NHK出版
ジャンル
文学/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN
9784140886434
発売日
2021/01/12
価格
1,045円(税込)

書籍情報:openBD

【気になる!】新書『空想居酒屋』

[レビュアー] 産経新聞社

 小説家で〈酒場をハシゴして40年、包丁を握って35年〉の著者が、世界中で訪れた魅惑の酒場と絶品料理を振り返る食エッセー。

 ただ振り返るだけではない。数々の酒場体験を「コトバを尽くして再現」し、「読者に大量の唾液を分泌させ」たうえで、理想の酒場「空想居酒屋」の進化系として、著者が店主となるリアル呑(の)みの「何処でも居酒屋」開店までを描く。

 同店の切り干し大根入り台湾オムレツや、かき揚げと卵天のバラ天丼など、写真、レシピ付きの料理がまたそそる。コロナ禍で苦境にある全国の居酒屋店主へのオマージュとも。(島田雅彦著、NHK出版新書・950円+税)

産経新聞
2021年1月17日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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