NASAの技術者である著者が日本の子供たちのために、書き下ろした作品。
宇宙と恐竜が大好きな女の子「ミーちゃん」とNASAに勤める「パパ」の対話形式で、宇宙探査の歴史がやさしく語られていく。
SF作家、ジュール・ベルヌが宇宙開発に与えた影響や、「ロケットの父」と呼ばれた3人の技術者の思いに触れ、さらにはロケットと戦争の関わりまで展開していく。父娘のテンポの良い会話で、壮大な歴史が身近に感じられる。(SBクリエイティブ・1500円+税)

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2021年2月21日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです
