コロナ禍の中、大企業を中心に「副業解禁」の流れが加速するなど、サラリーマンの働き方が根本から変わりつつある。本書は、本業と副業のバランスを保ちながら、生きがいや収入アップを実現する具体的な方法を解説している。
副業を単なる小遣い稼ぎではなく、自己実現の手段と認識し、金銭面だけではない真の成功をめざすための方法を全5章で丁寧に提示。占い師や鍼灸師(しんきゅうし)を副業に持つ人たちの実例を挙げながら、副業の重要性を訴える。
著者自身、複数の企業の取締役などを兼務する“副業人”だけに、訴えには説得力がある。(小学館・1400円+税)
-
2021年3月7日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです