【児童書】『ネコと なかよく なろうよ』トミー・デ・パオラ作、福本友美子訳

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【児童書】『ネコと なかよく なろうよ』トミー・デ・パオラ作、福本友美子訳

[レビュアー] 産経新聞社

 コロナ禍以降、ネコを飼う家庭が増えたと伝えられる。自由気ままなネコとうまく付き合うには、ちょっとしたコツもいる。ネコに興味を持ち始めた子供にうってつけの知識絵本だ。

 タイの王宮で飼われていたシャムネコや、マン島生まれで尻尾がないマンクスといった品種の解説から始まり、ネコが神様になった古代エジプトの話や中世欧州でのネコ受難などの歴史エピソードも収録。うまく飼うための注意点もあり、ネコ愛が詰まっている。(光村教育図書・1300円+税)

産経新聞
2021年3月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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