『北斎さんぽ 江戸の名所を巡る』片山喜康著

レビュー

3
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

北斎さんぽ 江戸の名所をめぐる

『北斎さんぽ 江戸の名所をめぐる』

著者
片山喜康 [著]
出版社
青幻舎
ISBN
9784861528330
発売日
2021/02/21
価格
2,200円(税込)

書籍情報:openBD

『北斎さんぽ 江戸の名所を巡る』片山喜康著

[レビュアー] 産経新聞社

 西洋の芸術家に大きな影響を与えた江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎。「冨嶽三十六景」をはじめとする代表作から、北斎が描いた現在の場所を歩き紹介する。

 のどかな田園風景が広がる「隠田の水車」は、東京・渋谷区のおしゃれなビルが連なる活気ある街へと変貌。水車があったとされる川は暗渠(あんきょ)化されているが、蛇行する道にその痕跡を残す。「深川萬年橋下」で描かれた江東区は、いまも多くの川が流れ水の都だった江戸の面影を漂わす。

 北斎が題材にした各地を巡り歴史や文化を知れば、都市の魅力を発見することができるだろう。(青幻舎・2000円+税)

産経新聞
2021年3月28日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加