『マクシミリアン・エレールの冒険』アンリ・コーヴァン著、清水健訳 レビュー 産経新聞 [レビュー] (海外の小説・詩集/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド) 『マクシミリアン・エレールの冒険』 著者 アンリ・コーヴァン [著]/清水 健 [訳] 出版社 論創社 ジャンル 文学/外国文学小説 ISBN 9784846020187 発売日 2021/05/25 価格 2,420円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『マクシミリアン・エレールの冒険』アンリ・コーヴァン著、清水健訳 [レビュアー] 産経新聞社 観察眼と推理力で密室殺人を解決し、その活躍を相棒の医師がつづる。名探偵シャーロック・ホームズではない。パリの哲学者「マクシミリアン・エレール」の活躍を描いた本書は、19世紀フランスのミステリー小説の邦訳だ。 ロンドン在住シャーロキアン(シャーロック・ホームズ研究家)の訳者は、あとがきでホームズの作者コナン・ドイルが本書を読んだかもしれない手がかりを提示し、ドイルのエディンバラ大学医学校の恩師、ベル博士とされるホームズのモデルが「エレールの可能性もある」と指摘している。シャーロキアン待望の訳書だ。(論創海外ミステリ・2420円) 2021年5月30日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 論創社 産経新聞社 マクシミリアン・エレールの冒険 アンリ・コーヴァン 清水健