コロナ禍のリモートワークなどをきっかけに働き方や生き方が変わり、東京から地方への移住機運が高まっている。自らも兵庫・淡路島に移住したジャーナリストが、コロナ移住の現実を探る。
群馬県みなかみ町や神奈川県小田原市、静岡県三島市などへの移住者の証言に加え、支援団体・自治体や地域おこし協力隊の活動などを徹底取材した。住居や生活費から車選びまで、「田舎暮らしのトリセツ」も紹介する。
移住者たちの多くが口にする「もうコロナ以前の社会には戻らない」という思いにドキッとさせられる。(澤田晃宏著、中公新書ラクレ・946円)
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2021年6月13日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです