『猫が30歳まで生きる日 治せなかった病気に打ち克つタンパク質「AIM」の発見』宮崎徹著 レビュー 産経新聞 [レビュー] (医学一般) 『猫が30歳まで生きる日』 著者 宮崎 徹 [著] 出版社 時事通信出版局 ジャンル 自然科学/自然科学総記 ISBN 9784788717558 発売日 2021/08/04 価格 1,980円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 『猫が30歳まで生きる日 治せなかった病気に打ち克つタンパク質「AIM」の発見』宮崎徹著 [レビュアー] 産経新聞社 「AIM」は血液中のタンパク質で、これを薬にできれば腎臓病やアルツハイマー型認知症、肝臓がんなどが治る可能性があるという。何にでも効くという話はたいていいかがわしいのだが、AIMの機能が〝ゴミ掃除の目印〟にあり、これらの病気が生体から出るゴミの蓄積と関係があると知れば、もしかしたらとも思う。 著者はこのAIMを発見し研究を続ける東大大学院教授。タイトルは、AIMを使った薬の第1号が猫の腎臓病薬で、うまくいけば猫の寿命が30年近くに延びることからきている。愛猫家はもちろん、研究者を目指す人にも勧めたい。(時事通信社・1980円) 2021年8月8日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 時事通信社 猫が30歳まで生きる日 治せなかった病気に打ち克つタンパク質「AIM」の発見 宮崎徹