『あの日ジョブズは』片山恭一文、小平尚典写真

レビュー

2
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あの日ジョブズは

『あの日ジョブズは』

著者
片山恭一 [著]/小平尚典 [写真]
出版社
ワック
ISBN
9784898319543
発売日
2021/08/28
価格
1,650円(税込)

書籍情報:openBD

『あの日ジョブズは』片山恭一文、小平尚典写真

[レビュアー] 産経新聞社

生まれてすぐ両親に捨てられ、養父母に育てられた男の一筋縄ではいかない人生、世界を変えてしまった人生に迫る作品だ。

スティーブ・ジョブズは米アップルの創業者の一人。著者の片山恭一氏は、ジョブズに決定的に欠けているのは、「ともに味わう」ことではなかったかと指摘し、それは対人関係における情緒の欠落、さらには自分が変わるかわりに世界や他人を変えてしまおうという志向につながっていったと見る。作家の直感は、誰も書きえなかった孤独な姿を描き出す。ジョブズの強い意志と孤独をとらえた小平尚典氏のモノクロ写真も素晴らしい。(ワック・1650円)

産経新聞
2021年9月5日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加