しんがたコロナウイルスのせいで、「ぼく」はきらいなマスクをさせられ、お誕生会も花火大会も中止になって、「つまんない。つまんない。つまんな~い」。
「コロナウイルスがいなくなったら」やりたいことはいっぱいある。保育園のみんなとピッタンコくっついたり、お店でやきそばを作って分け合ったり。
コロナ禍で子供にも制限が強いられているなか、「せめて想像の中だけでも解放感を味わってほしい」との作者の願いが込められている。がんばれ、子供たち。(すずき出版・1650円)
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2021年10月31日 掲載
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