【今週の労務書】経営戦略としての取締役・執行役員改革 柴田彰、酒井博史、諏訪亮一著

レビュー

1
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

経営戦略としての取締役・執行役員改革

『経営戦略としての取締役・執行役員改革』

著者
柴田 彰 [著]/酒井 博史 [著]/諏訪 亮一 [著]
出版社
日本能率協会マネジメントセンター
ジャンル
社会科学/経営
ISBN
9784820729518
発売日
2021/09/22
価格
1,980円(税込)

書籍情報:openBD

【今週の労務書】経営戦略としての取締役・執行役員改革 柴田彰、酒井博史、諏訪亮一著

[レビュアー] 労働新聞社

役割明確化し牽制機能を

 今まで「聖域」として手付かずだった取締役・執行役員の改革を――本書ではそんなテーマを掲げ、体制の再構築について解説している。従業員層にジョブ型制度を導入するなど、大きく人事制度を変革した企業であっても取締役・執行役員の処遇はそのままにしている現状が多いと指摘。監督を担う取締役、執行を担う執行役員の役割を明確に分け、健全な牽制機能を利かせやすくすることを勧めた。

 今年改定されたコーポレートガバナンス・コードと絡め、独立社外取締役の有効的な活用方法も解説した。有名企業での実際の事例を多く掲載するなど、大企業向けの内容とはなっているが、役員制度があいまいになっている企業には参考になるだろう。

労働新聞
令和3年12月6日第3331号 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

労働新聞社

  • このエントリーをはてなブックマークに追加