【児童書】『わたしのバイソン』ガヤ・ヴィズニウスキ作・絵、清岡秀哉訳 レビュー 産経新聞 [レビュー] (絵本) 『わたしのバイソン』 著者 ガヤ・ヴィズニウスキ [著]/清岡秀哉 [訳] 出版社 偕成社 ジャンル 文学/外国文学小説 ISBN 9784033485706 発売日 2021/09/27 価格 1,760円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【児童書】『わたしのバイソン』ガヤ・ヴィズニウスキ作・絵、清岡秀哉訳 [レビュアー] 産経新聞社 女の子がバイソンと出会ったのは、4歳の春の日。毎年雪が降るころ、優しいバイソンは森に帰ってくる。静かに心を通わせ、寄り添う日々。そして時は流れ、年老いた一人と一頭に別れが訪れる…。 どんなに離れがたい相手でも、分かたれるときは必ずやってくる。けれども友情や絆、愛は決して失われないことを、なぐさめをもって語りかけてくれる。 落ち着いた色調、繊細で抑制のきいた語りがいい。子供だけでなく、大人の心に響く絵本だ。(偕成社・1760円) 2021年12月12日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 偕成社 わたしのバイソン ガヤ・ヴィズニウスキ 清岡秀哉