【児童書】『ぼくんちのねこのはなし』いとうみく作、祖敷大輔絵 レビュー 産経新聞 [レビュー] (絵本) 『ぼくんちのねこのはなし』 著者 いとうみく [著]/祖敷大輔 [イラスト] 出版社 くもん出版 ジャンル 文学/日本文学、小説・物語 ISBN 9784774332871 発売日 2021/12/10 価格 1,430円(税込) ネット書店で購入する 書籍情報:JPO出版情報登録センター ※書籍情報の無断転載を禁じます 【児童書】『ぼくんちのねこのはなし』いとうみく作、祖敷大輔絵 [レビュアー] 産経新聞社 猫の「ことら」は16歳。人間でいえば80歳前後の老猫だ。小学4年生の「ぼく」が生まれる前から家にいたいたずら好きの猫だったが、近ごろ急に元気がなくなった。動物病院に連れていくものの、完治不能の腎不全と診断されて、対症療法しか打つ手がない。次第に弱っていくことらの世話に家族でかかりきりになる中で、やがて来る「その時」を意識せざるを得なくなり―。 ペットを飼う以上、必ず考えなければならない別れの問題を、細部まで具体的に描く。現代日本のリアルに即した児童文学。(くもん出版・1430円) 2022年3月20日 掲載 ※この記事の内容は掲載当時のものです 産経新聞社 くもん出版 いとうみく ぼくんちのねこのはなし 祖敷大輔