『ねころんで読める ウィズコロナ時代の感染対策』矢野邦夫著

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『ねころんで読める ウィズコロナ時代の感染対策』矢野邦夫著

[レビュアー] 産経新聞社

新型コロナウイルス感染症のパンデミックから2年が過ぎた。海外ではすでに規制を緩和し、経済を動かしながら感染を抑えていく「ウィズコロナ」の生活にかじを切った国もある。本書は、日本でも必ずやってくるウィズコロナ時代の感染症対策の入門書だ。

とくに出口戦略に欠かせないワクチンについてはさまざまな疑問に答える内容となっている。他にも「空気感染とエアロゾル感染」「PCR検査の結果の意味」など今更聞けない感染症の基本を分かりやすく解説、タイトルにあるように「ねころんで」気楽に読みながら感染症の知識が身に付く。(メディカ出版・2200円)

産経新聞
2022年3月27日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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