『ソビエトアジアの建築物』ロベルト・コンテ、ステファノ・ペレゴ編・写真

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ソビエトアジアの建築物

『ソビエトアジアの建築物』

著者
ロベルト・コンテ [編集、写真]/ステファノ・ぺレゴ [編集、写真]/石田 亜矢子 [訳]
出版社
グラフィック社
ジャンル
芸術・生活/写真・工芸
ISBN
9784766133820
発売日
2022/04/08
価格
2,200円(税込)

書籍情報:openBD

『ソビエトアジアの建築物』ロベルト・コンテ、ステファノ・ペレゴ編・写真

[レビュアー] 産経新聞社

旧ソビエト連邦の構成共和国だったカザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、タジキスタンにはかつて、独特のモダニズム建築が建てられた。イタリア人写真家2人が、ソ連崩壊後も中央アジアに残る建築遺産を記録した写真集。

集合住宅は一見、いろんな建築様式や土地の伝統的装飾を取り入れているが、規格化し大量生産したものという。遊牧民の定住化を進め、均質化した生活を強いる国家に人々は水面下であらがった。

建築を通じて広大な国土を統制しようとしたソ連時代の野望は、ウクライナへの不当な侵略を続けるプーチンの野望と重なってみえる。(グラフィック社・2200円)

産経新聞
2022年5月22日 掲載
※この記事の内容は掲載当時のものです

産経新聞社

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